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回想 アクスヘイムを離れる日

都市国家――この場合彼にとっては唯一の――門を出ると、空は雲一つ無く晴れ渡っていた。
天井の下で見るスピカの光とはやはり違って、視線の先にはどこまでも限りなく続くかのような青が広がっている。

出て行く時にはきっと振り向いてやろうと決めていた。
新しい世界へ飛び出して行く前に、生まれ育った国の姿というものをこの目で見てやろうと思っていたのだ。

よもや、この土地を離れることになろうとは思ってもみなかった。
友人にも兄弟たちにも、都市を出た者は居ない。
終焉を見る魔人達を除いては、今、自分がその第一号になろうとしている。

「―――アクスヘイム…」

都市の最上層の頂点には、異様な程に巨大な斧が突き立っている。
アックス家の領地、斧の国。

―――俺は、こんな滅茶苦茶なものの下に暮らしていたのか。

ダルク金貨一枚を立てる事とて、容易ではない。
化物のように巨大な斧は、星霊の力を借りてそこに立っているのだ。


今から自分は、見も知らぬ土地へ旅立つ。
向こうで商売が出来る保証、裏街道を歩むもの達の利権を奪い取り、話を付けられる保証はどこにも無い。
戻ってくる頃には、もう自分の縄張りは残っていないだろう。
後ろ盾を持たない一匹狼なりにコツコツと切り開いてきた道は、直に目ざといハゲタカ共に奪われるに違いない。

それでも自分は出て行かねばならないのだ。

「悲しいかな、俺もエンドブレイカーなんだよな」
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