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あったっしゃ Sweet transvestite !

行って来ましたロッキー・ホラー・ショー。
スコット博士はROLLYじゃなかったよ。
予習が足りなかったねてへぺろ。

劇場についてみたら、S席だってのにクソ端っこ…
いや、かぶりつきに近いくらい前の方だったけど、舞台って多少遠くても正面から見るのが一番いいと思ってるんで、ちょっと残念。
所詮は追加席か…と諦めたものの、上演中目の前の非常口からキャストが入場してきた。二回くらい。
おぉ、これはこれでS。ドS。


結論から言うとね、良かった。
全編生演奏というこのライブ感。
役者もみんないい声で、特にロッキー役の辛源のメタル的なハイトーンには惚れ惚れした。
いやあ、ノッたね。

開演前から観客を飽きさせなかったな。
場内をポップコーン売りが歩き回ってて、購入すると「こちらのお客様お買い上げで~す!」とそれぞれ個性的な声と言い回しで囃し立て、周りの客席から拍手が起こる。
そしてやっぱり売り子の一人はマジェンタ。

特別仕様の箱だったし、買っとけば良かったなあとちょっと思う。

で、印象としては「映画を大事にしつつ、初見の観客にも優しい」イメージ。
「マニア以外来んのかよ」な作品だけど、演出いのうえひでのり、主演古田新太…つまり劇団☆新感線のファンだから来る、って人もいるだろうなと思う。
説明的なパートとか、キャラ名をわかりやすくする演出がちょいちょい挟まれていた。
実際俺の隣、お爺ちゃんだったし。

かと思えば、映画を見まくってる人にだけ伝わる小ネタ、仕草なんかも。
ブラッドとジャネットを出迎えたリフラフが、扉にかけた指をピロピロさせる動きだとか、20世紀FOXのロゴがPARCOになってるとか。
まあそういう小難しい話は抜きにして、バカバカしさは原作の上を行っていたんじゃないかと。
やってる事は基本的に同じなんだけど、とにかく「バカスwwwwww」なエッセンスをちりばめていてね。

客も客で割りと自由に楽しんでた。
遠慮して新聞紙とペンライトを持って行かなかった自分が憎い…。
"Over at the Frankenstein Place"で何人か取り出してんじゃん。
曲に合わせてライト振ったり、ジャネットと一緒に新聞被ってみたかったよ。

訳詞の仕上がりも実に見事。
英語歌詞の印象的なフレーズを大事にして、似たような音をあてるという芸の細かさ。
てゆうかあのね、空耳だらけ。
実にくっだらねぇいい仕事だわ。

あ、ちゃんとタイムワープ踊った!
上演中は恥ずかしくて立ち上がれなかったけど、カーテンコールで一階総立ちで。


当日券も売ってるので、気になった人は足を運ぶべきだと思うよ!
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